2025/06/26 16:58

Webサイトやチラシで、「いろいろな体験をします」「いろいろなチカラを育てます」と並べていますが、この塾で一番体験してもらいたいのは

考え抜いた末に、答えなり解決策なりをひらめいたときの、嬉しさであり喜び
だと言えます。その快感を知りさえすれば、考えることが好きになり、どんどん難しい問題に挑戦していけるようになります。それは一生の宝となるでしょう。

私自身も、子供の頃から工作が好きで、方眼用紙や段ボールで模型を作ったり被り物を作ったりしていました(ホワイトベースや「ロビンマスクのマスク」など)。小学校のイベントで使う道具をその日の朝に改良するなど、時間に追われてアイデアを形にすることもありました。
大学の研究でも「ある現象について考え続け、その理由を思いつく」ときこそがワクワクする瞬間でした(散歩中やお風呂に入っている時に、よく思いつきます)。

子供向け科学教室や科学イベントでは、面白い現象を見せて、その理由を説明して終わり、というものも多いのでは無いでしょうか。マニュアルがあったり、大人数を相手にしているのですから、1人1人の考えや疑問を聞いていくことは難しいと思います。そういう映像を見たり、その場にいたりしたときに、もったいないなと思い続けてきました。だからこそリカキョウでは、考えること、ひらめくことの快感を知ってもらうために、毎回じっくりと向き合いたいと思います。