2025/08/03 17:06
有名な「紫キャベツ液で酸やアルカリを調べる」実験をやってみることにしました!「有名だからやらなくて良い」よりも「なんでもやって確かめる」という方針です。
凍らせた紫キャベツを入れた袋に水を入れて揉むと簡単に紫の液ができます。その液にスポイトで注いでいくのは・・・
1.レモン・・・あえて本物のレモンにしました。生徒の握力ではなかなか汁が出ない(笑)
2.塩・・・これは、ナニ性なんだろう?
3.砂糖・・・家にあるのがきび砂糖だったので、ちょっと茶色だったのが想定外でした
4.重曹・・・食品にこだわったので「ケーキ作り用」のふくらし粉です
5.酢・・・す
6.灰・・・重曹であまりアルカリ性の色が出なかったので、より強いアルカリ性を示すのではないかと薪ストーブの中の灰を水に溶かしました。灰汁(あく)は、江戸時代から(もっと前から?)洗濯に、染色に、食品のあく抜きにと、化学薬品として使われてきたんだよと伝えます。

ひと通り実験が終わったら、自由に遊んでもらいました。酸とアルカリを混ぜて泡が発生することを発見したり(二酸化炭素が発生しました。重曹の箱にタンサンと書いてある理由が分かります)、スポイトでどんどん注いで表面張力を体験したりと、思い思いに実験を発展させられたようです。