2025/12/21 12:57
今回は、ブレッドボードとLEDを使って「ツリー」を作る授業でした。紙で円すいを作るという「おまけテーマ」付きです。
毎回新しい現象との出会いを提供したいので、リカキョウでは同じ内容を引き継ぐことはほとんどありません。しかし電気回路は、試行錯誤のしやすさから何週間かに1回おこなっていて、その中で「ブレッドボード」という穴の開いた白い板を使っています。この板は、初めて見た時はなんだか分からないのですが、穴がどのように繋がっているかを理解することで、導線だけの回路作りより「線をつなぐ」ことに注意が払えるようになります。また、簡素化や小型化という「美しい回路づくり」にも発展させることができます。




今回の生徒は全員、ブレッドボードを使うのが2回目でした。1回目は初めてでしたので、いまいち仕組みがわからない生徒もいたことでしょう。また、1回目から数週間が経ったので、記憶が曖昧という生徒もいるでしょう。そこで、はじめにブレッドボードの「穴のつながり」をおさらいし、簡単な回路を作ってLEDを光らせます。そこからは、講師が作った見本を見ながら作ったり、ゴールに向かって見本を見ずに作ったり、各自の力に合わせてどんどんと回路を組み立てていきました。

「できんー」「え?光らない!」という声が聞こえれば、一緒に電気の通り道を確かめていきます。回路が繋がっていなかったり、穴にピンがきちんと刺さっていなかったり、ボード上でピンが接触していたり(ショート)、さまざまな問題を見つけて解決していき、「ついたー!」となります。LEDは3色(3本)を用意し、3色分を1つのブレッドボードに作るので、「青色が成功したら次は緑色」と繰り返し練習ができます。
特に赤色LEDは「抵抗」という電圧を下げる部品を回路に組み込みますが、これも2回目なので、みんないつのまにか組み込んでいます。3色を光らせてみると「青色は光が弱いよね」という話になり、ボードに2つ目の青色LEDを組み込む生徒もいました。

↑ 生徒の個性が出た(?)ブレッドボードの回路(左端は講師の作品)
本当に、「2回目」ということで、ブレッドボードの扱いは格段に上手になっていて驚きました😄。前回ゆっくりと組み立てていた生徒も、余裕をもって完成させていました。
最後にコピー用紙から「おうぎ形」を切り出して円すいを作りました。おうぎ形を丸めて接着するためには「のりしろ」が必要ですが、この「のりしろ」が意外と通じないことに驚きました😅。昔の工作には「のりしろ」が必ずと言って良いほど登場しました(子供心に「”しろ”ってなんだろう」と思っていましたが😀)。のりしろを付けたおうぎ形を切り出し、意外と難しい貼り合わせにも取り組めました。

各自が作った小さなツリーの下にブレッドボードを置いたり、4台のブレッドボードを大きなツリーの下に置いたりして、さまざまな色を作って遊びました。4台で光らせると、色の組み合わせのパターンはさらに増える(赤×2、青×3、緑×1など)ので、次々うかび上がる色に歓声が上がっていました。
前回までは「電気回路は苦手かな、あまり好きでは無いかな」と思う生徒もいて、キライにならないよう楽しさを伝えなければと思っていたのですが、今回は全員が集中して回路を完成させていたので安心しました。完成品の魅力や作業の難しさを調節して、子供達の探究心や挑戦の意欲を刺激していきたいと思っています😄
