2026/02/08 18:15

40年ほど前の子供は、チョロQやミニ四駆が「前に進む」だけで喜んでいたものでした。単純な作りゆえに、動力源である「ぜんまい」や「モーター」を熱心に見つめた(たまに分解した😅)ものでした。


一方現代は、ゲームセンターでラジコンカーが手に入る時代。「進む、曲がる、止まる」と、本物の車と似た性能を持ち、それは「良いこと」なのですが、「仕組みを知りたい」というレベルを超えていると感じます。

ミニ四駆の材料であるモーターや歯車には、電磁誘導や「てこ比」など、理科の要素が詰まっています。「てこ」は後日やるとして、今回は「モーターがなぜ動くのか」を体感することにしました。

もっとも単純なモーターとしてファラデーモーターがあります。電池と磁石と導線とで、回転運動が起こります。アルミの導線の形を調節するのは難しいのですが、6年生はがんばって成功させていました😄

より本当のモーターに近づけるなら、クギにエナメル線を巻いて「コイル」を作ります。コイルに電池をつなげば、金属を吸いつける電磁石ができます。コイルの巻き数や、電池の数で、磁力の強さが変わることも観察できました。

電気が流れっぱなしではただの磁石ですが、電気を流したり止めたりすることで、周囲の磁石に引きつけられたり押しのけられたりします。その繰り返しでモーターは回転します。磁石の上にコイルを置いて電流を流すことで、コイルが回転するはずですが、これがなかなか繊細で、回ったり回らなかったり、気まぐれでした(エナメル線のヤスリ掛けがポイントでしょう)。市販のモーターの精密さに感心します😳

電磁石だけでも「金属選別器」ができます。「砂」と「砂鉄」を混ぜた中から、電磁石で砂鉄を吸着し、電流を止めることで砂鉄を落とす、というような遊びをしたかったのですが、普通の磁石に砂鉄が付くと、取りにくくて大変だということを多くの生徒が体験しました!まさに電磁石の便利さを知る体験と言えます😅(ビニール袋の中に磁石を入れて袋の外側に鉄を付ける、という工夫も生まれました。)