2026/03/22 15:10
いつもお世話になっている「塾から車で5分」の長崎ペンギン水族館で、「生き物に名前をつける」活動をします。「すでに名前がある生き物に、勝手に名前をつける」という、チャレンジングな試みですが、何人かの生徒は「ペン太郎」のように、個体ごとに命名していくことを想像していたようです😀
ですので、まずは名前の付け方をレクチャーします。この活動の目的は、生き物の特徴を掴んで、それを簡潔かつ的確に名前として表現することにあります。特徴は、色、模様、大きさ、目や口などの形、動き方、そして他の何かに似ているか、など、いろいろあります。その特徴のリストから1つ2つを選んで、その生き物をうまく表す名前をつけてもらいます。

例えば白地に黒の水玉模様が入った「ニセゴイシウツボ」とウツボの一種に対し、例として「タピオカヘビウオ」と名前を付けてみました。生徒達からも「タピオカに似てる!」と言ってもらえました😋(↓の魚はニザダイですが・・・)

さぁワークの始まりです。いろんな魚の入った大きな水槽や、小さな水槽など、きっと「名前を付けたい生き物」を探して注意深く観察したに違いありません。模様に注目したり、逆に今ついてる名前について考えたり、頭の中では、見たものを言葉に換える作業をしていたに違いません。それはワークシートに書き落とされていきました。
おなかが白い、しっぽは黄色い、半とうめい、 あなの中、へびみたい、プランクトンを食べる(講師が教えたこともしっかりメモ😋)、ほとんど動かない、うろこ無い、尾羽の付け根にも白い模様がある・・・、大人も気付かないするどい指摘もありますね!

いくつか生徒の名付けを紹介します。
オデコバン・・・おでこに「コバン」があるあの魚
ヨツアシヨツバクラゲ・・・水族館でよく見るクラゲ。生殖腺が「四つ葉」に見えます。
クチナガオオペンギン・・・くちばしがすらっと伸びたあのペンギン。
名付ける生き物は、紙面の関係で「4種類」としていましたが、ほどよい数で集中して特徴のリストアップと、名前を考えることができました。さらにもう1種を欄外に書く生徒もいて、うれしかったです😂
名付けの回でしたが、行き帰りの車の中では「『建物に入る』って言うより、『水族館に入る』って言ったほうが分かりやすい」「コウテイペンギンのコウテイは、校庭のこと?」「皇帝と王様のちがいは」など、言葉の意味や伝わり方について鋭い意見を交わしました。
国語力や発想力は、1回の授業で成長するものではありませんが、何度も繰り返す中で、あるときググッと成長する(あるいは「何かに気付く」「スイッチが入る」)ものだと思っています。理科の活動を通して、観察と表現の力が育っていくと良いですね。
