2026/06/21 10:41
サッカーワールドカップ開催中ですね⚽️。リカキョウもボールを使って感動の渦を巻き起こしたいです。
飛んでいくボールは、きれいな放物線を描きます。ボールをキャッチ(あるいはトラップ)したことがあるなら、なんとなく分かっている「あの飛び方」です(横から見ないと放物線とは感じられないかも知れませんが)。その放物線を方眼紙に写し取ることにしました。スピードの変化や、高い位置でのボールの進み方など、描くことで感じてもらいたい思いました。
飛んでいるボールの位置は肉眼では測れません。また、生徒達は「正確に測る」ことに慣れておらず、これまでの活動でも「だいたい、5?」など大雑把でした😅。今回はボールの動きをビデオ撮影して、画面を別のモニタで見せながら、講師が数値を読み上げていくことで、「正確に測る」ことにも触れてもらいたいと思いました。
放物線を描く前に、練習として「はね返り」の高さを調べました。①スーパーボール、②ピンポン球、③発泡スチロール球、④鉄球、を20センチの高さから落とし、スマホで撮影した動画をコマ送りしてボールの動きを追跡します。コマ送りで「肉眼では見えない動き」を見ることは楽しかったようです。

さらに40cmから落としたときのはね返りの高さを「予想してから測定」しました。「予想」を行うには「根拠」が必要です。20㎝から落とすことをせずに「スーパーボールは何センチ上がるかな?」と聞くのは、生徒に「テキトウに答えれば良い」という思考を埋め込むことになるので、避けたいところです。一方で、今回は「何回もやって平均を取る」という作業を省略してしまいました。科学的では無いことを教えているようでヤキモキしました😥。
いよいよ放物線の観察です。こちらはスマホの「スローモーション撮影」機能を使います。1秒間に120コマが撮影されるので、6コマ(0.05秒)ごとの「ヨコ、タテ」の数値を「31の18」のように読み上げていきました。15以上の点をグラフに描きこまねばならず、数字の「洪水」に「むずかしいー」「できない!」という声も聞かれましたが、「この太い線が30だから、その1つ隣」のように、グラフ上の位置の出し方を見せていきました。グラフを描くのが得意な生徒、位置を出すのが苦手な生徒、難しいけど集中してがんばる生徒、いろいろな性格が見えてきました。「マスを1から数えない位置の出し方」を知ることが、早くてラクに仕上げるコツでした。

ビデオをコマ送りすることで、ボールが飛んでいく「パス(Path、経路)」を観察できました😀。数値の読み取りの際には、ときに生徒と意見をぶつけ合い(「じゅう・・・はち!」「17だよ」「うーん・・・」)、数値を決めることの難しさも感じてもらえたと思います。ビデオを使うことで速い動きを詳しく観察できるので、生き物の動きなどの自由研究にもオススメの方法です。
(👇のような写真を作りたいと言う生徒がいた回には、ImageJというフリーソフトを使った実演もしました。自由研究にもオススメです😄。)

