2026/09/04 17:45

長期休み恒例の「恐竜博物館でワーク」も4回目です。「もう恐竜ネタは尽きた・・・」というわけではありませんが、今回は「恐竜じゃない」展示に注目しました。恐竜以外の「○○類」の展示を探して、その生物の名前を書く、というワークです。


恐竜はれっきとした「は虫類」で、「魚類」から始まる「脊椎動物」の1グループです。魚類はもっとも原始的な脊椎動物なので、身近な「硬骨魚類」と「軟骨魚類」のほかにも、実はいろいろなグループがいます。例えば、

「無顎魚類」・・・もっとも原始的な魚類で、顎が無く、開いた口から海水を飲み込み、エラでこしとられたエサを食べる。
「肉鰭類」・・・シーラカンスのなかま。鰭の中まで骨があり、筋肉もある。

がいます。これらは現在でも生き残っています。魚類以外では、

「両生類」・・・魚類から進化し陸上も歩けた脊椎動物。卵は水中に産む。カエル、サンショウウオなど。

がいて、そこから羊膜類(ほ乳類、は虫類、鳥類)が進化します。

ほ乳類
「獣弓類」・・・ほ乳類の祖先となるは虫類。
「哺乳類」・・・獣弓類から進化した。サーベルタイガーやマンモスなど絶滅した種も含む。
「人類」・・・哺乳類のサルから進化。現生人類のほか、絶滅したネアンデルタール人など。

は虫類
「魚竜類」「首長竜類」「ヘビ・トカゲ類」「カメ類」「ワニ類」「翼竜類」「恐竜類」など。

そして恐竜類から「鳥類」が進化しました。

恐竜博物館には、このようなたくさんの「○○類」がほとんどが展示されています。「○○類はどこ?」と博物館をぐるぐる回って、こんなにも多様な「恐竜以外のもの」が展示されていることを体感してもらいました。古生物を得意な生徒は、展示を見ずに名前を書くことも許可しました。そういう生徒でも書きにくい生物がいて、より深い古生物の理解につながったと思います。

リカキョウで恐竜博物館に来るのがもう「3回目」という生徒もいるのですが、無顎類の動かせる模型や、人類化石に、いつも以上に関心を持ってくれたようで、「(無顎類の)こんな食べ方はおかしい」「(無顎類は)まだ生きてるの?」「(ネアンデルタール人は現生人類と)同じじゃん」とか、いろいろ突っ込んでいました。

また2階の「頭骨スケッチ」の体験でも、ケースの格子模様を利用して、骨の位置関係を正確に紙に描き落とそうとする生徒がいたり、化石を「じっくり細かく見る」ことに挑戦していてうれしかったです。

そして、暑い中を海岸に出て、石を割って断面を見ようとする生徒がいたのも初めてのことで驚きました。帰りの車の中では「石英だ!」「赤いのは鉄?」「いくらで売れる?」と石の話題が飛び交っていました😅。片道1時間の車内も、お互いの興味や知識を伝え合う貴重な学びの時間になっていました。

「鉱物を探しに行く」のはとても良い理科の勉強なのですが、やや危険がともなうことがネックです。私自身の思い出としては、学生時代、山の中の清流でサワガニを探していたら、翡翠を探しに来ているお兄さんと遭遇し、「これくらいの塊でポルシェが買える」と教えてもらったことが記憶に残っています😅。