2026/06/28 21:17

去年の9月にギターを作りました(リカキョウギター、できました!)。教室に飾ってある見本のギターを見て、4月に入会した生徒が何度か「コレ作りたいな〜」と嬉しいことを言ってくれるので、この雨がちな季節に作ることにしました😀。生徒の希望は、例えば「スポイト使いたい」とか「砂鉄取りたい」など、できるだけ叶えるようにしています(叶えるのが難しいリクエストもあります😅)。


とは言え、リカキョウには「2年間は同じ活動を繰り返さない」という自主ルールがあります。今回も、ギターを通して新しい学びを提供しなければいけません。しかし、前回のギターも「3本の弦と3本のフレットで音を変えられる」かなり本格的なものでした。これをなんとか改良することにしました。

考えられるは「本格的な調弦ができる」ようにすることです。本物のギターは、弦を巻き付けたネジを回して弦の張りを調節し、音の高さを変えることができます。しかし、張りの強さを変える方法をいろいろ考えましたが、スマートな方法が見つからず、今回はあきらめました。

そこで「ドレミファソがちゃんと鳴る」ようにすることを目指しましました。1本の弦だけでも、フレット(弦を指で押さえる場所に並んだ棒)を何本も配置することで、1オクターブ以上の音は出せます。1オクターブ(8音)は多いので、とりあえずキリの良い「ドレミファソ」を目指すことにしました。

他にも、ボディを立体的な箱にし、ネックを段ボールの四角い筒にするなどして、「音が良く、簡単に作れる リカキョウギター Ver.2」ができました😄。

この活動でも、生徒達の様々なガンバリが見られました。基本的には「見本を見ながらそのコピーを作る」だけですが、立体的に作りやすい箱形のボディを見本として用意したのに、本物のような「ダルマ型」を作る生徒が何人もいて驚きました😅。見本の大きさを測ったり、立体的なボディになるよう展開図を作ったりするのが苦手な生徒には、一緒に測ったり、展開図を考えたりして作っていきます。

爪楊枝のフレットを4本作るのが大変だと感じる生徒がいれば、もっと多くの音を出すために8本ほど作る生徒もいました。「4本でも大変」と言った生徒が、制作を通して「コツコツやることの大切さ」を知ってくれるのが工作を行う意義の1つですので、自分でがんばってもらいました。

音の調整も、フレットの位置を微調整して、熱心に取り組んでくれました。講師の持っているギターも自由に触らせて、ギターとその音の調節に興味を持つようにした成果かも知れません。ピアノが身近にある生徒も、ギターを触ることはあまり無いようで、良い経験になったと思います。

そして最後は、自分らしいデコレーションの時間でした。

ちなみに、弦の長さの半分の点で弦を押さえると、1オクターブ上の音が出ます。波長が1/2になることで、周波数が2倍になり、低い「ド」の半分の点を押さえると、高い「ド」が出ます。生徒達に「音の秘密」として教えましたが、家に帰ってから自分で再発見してもらいたいです😄。

段ボールを折り曲げる時、想定外の折れ方をして「変な折れ目」が付いてしまうことがあります。そうなる前に、折りたい部分に定規などを当てて「押し跡」を付けておくと、縦でも横でもナナメでも、期待通りの折れ方をしてくれるようになります。そんな工夫も伝える機会になりました。家での工作でも活用してほしいです。